HAY0930 旅

過去の旅行記を載せていこうかなと

2017年8月17日(木) トンレサップ湖③【カンボジアひとり旅】#19

2017年8月17日(木) トンレサップ湖③【カンボジアひとり旅】#19

 

 

気が付くとマングローブの中をすいすいと進んでいく

実際問題、マングローブというものは生では初めて観たのでこれはやはり感動

蟻とかトイレとかそういうストレスがなければずっとここにいたいかもしれない

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青T青年達と少しコースが変わり引き続き進んでいく

ドライバーは楽しそうに漕ぎながらも他の人と喋っている

 

 

ようやくスタート地点に到着

そのまま船を降りると船の運転手の青年が迎えに来てくれていた

飲み物は?ご飯は?

全てNoだ

 

 

そのままここまできた7人乗りのボートに再び乗り込む

 

 

もう帰りたい

そんな思いを踏みにじる(わけではなくあくまでまだ観光の途中)ようにさらに奥に進んでいく7人乗りのボート

 

 

もういいよ〜おしっこしたいよ〜

と、思っていると急に両サイドの植物がはけている場所が近づく

 

 

おおおおおおおおお!これが有名なトンレサップ湖の広大な湖面かぁ

ちょっと進んだところで青年が「5分くらい待ってやるよ」と気前よくサービス

「1,2分で充分だ」と伝えると鼻で笑われた

 

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何枚か写真を撮って1分くらいでもう引き返していいモードになると急に出店船が近づいてくる

ビールもあるよ〜お菓子もあるよ〜

世の中には需要と供給という言葉があってだな

今なら携帯トイレがあれば買ってやってもよかったがあいにくそんなものはないだろう

 

 

No thanks と言っているとマッサージ少年が何やらフルーツを買いだした

何リエルかわからないけどお釣りはいるいるない的なやり取りを微笑ましく僕は見つめる

 

 

やり取りが終わった後すぐに引き返してと伝えるとよっしゃ!とばかりに引き返す

先ほどの青Tの青年達の船がいたので手は振っておいた

ちなみに彼らはイケメンだ

 

途中、マッサージ少年は僕のところに近寄ってきて先ほど買ったフルーツを一緒に食べようと言ってきた

可愛いところあるじゃないか!

なんかスパイス的なのにつけて食べるらしい

食べると食感はりんごの少し固いバージョンだが、味は酸っぱい

そしてスパイスは辛い

2つほどいただいた

 

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そして、すごい勢いで戻るボート

ただし、先ほどの小型船の乗り換え所で青年が「電話」と言い出して急に降りだす

すぐに戻ってきた

おお、Povに電話でもすんのかなと思っていた

 

 

違った

 

 

そのまま彼はまた彼らの家に停まる

 

 

青年「Brother! xxxx」

僕「え?ぶらざー?何の話?」

青年「You don’t know brother?」

僕(知らねぇよ)「・・・・?」

青年「Okay, please wait」

 

 

と、言って彼はまた家に登り始めた

しばらくすると生後間もない赤ちゃんを抱きかかえてきた青年が現れる

どうやらお兄さんの赤ちゃんらしい

 

 

とか思ってたらお兄さん夫婦も一緒に乗り込んできた

彼らもTownまで連れて行くね

と、拒否権なく出港

 

 

おもてなしとはなにか?ホスピタリティとはなにか?

 

 

すげぇ私用に使ってんじゃん

赤ちゃん可愛いから許す

 

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赤ちゃんはどうやら僕のサングラスに興味があるらしい

持たせようかと思ったが、飽きてポイされたらほんと困るので笑顔で手を振るだけにしておいた

 

 

そのうち港らしきところに到着

僕が乗ったところより全然手前な気がするがもしかしたらPovが気を利かせてこっちまできてるんだと思い一緒に降りようとする

 

青年「お前はまだだ、あっちで降ろす」

 

 

先に言いなさいよ

 

 

引き続きボートは進んでいき、無事に港に到着

降りようとすると青年は「Tip for me」とか言い出したから、もうお金ないの一点張りで渡さなかった

 

 

そもそもね、きみね、Tipってのは良いサービスをしてくれたものに対して払うんだよ?

サービスのかけらもなかったじゃないか?ええ?

いや、サービスというかボートを渡る時とかは手を貸してくれたね

それは有りがたかった

 

 

エンジンむき出しのボートをつたい、陸地に上がるとPovがいつもの笑顔で待っててくれた

先ほどのドライバーはもうこちらを見ていない

 

 

Povにはここでお金を使いすぎて残り$12くらいしかないよ〜w

って言ったら、若干顔が引きつって「Sorry?」って聞かれる

あ、ごめんと思い、ホテルに帰ったらちゃんと渡せるから安心してと言ったら

逆に気にしないで大丈夫だよと再び笑顔になる

ちょっとマジ顔は怖い

 

 

さて、お腹も空いたしご飯を食べよう

途中トイレに寄り、レストランへ向かうのであった